興禅寺。鳥取市栗谷町。
撮影 2010,5,13日。
龍峯山 興禅寺沿革。
その歴史は複雑を極める。天正年間美濃国に始まり三河,播磨,備前,と
幕府命によって、池田家菩提寺の寺号も再三改称しながら転々としてきた。
池田光仲三才時又も岡山から鳥取への移転(寛永九年-1663)となる。
鳥取では池田光政(1609生。元和二年(1617)姫路藩主となるが翌年鳥取藩移転となる。
光仲国替えにともない岡山藩主として移転)建立の国清寺に移り龍峯寺と改称した。
再三の消失,再建を繰り返し直近の再建は文化九年(1812)という。
元禄七年(1694)光仲死去の翌年、龍峯寺の寺名を妙心寺に返納して興禅寺と改称した。
明治維新以降は寺領を失い、本堂,庫裏を除いた殆どの伽藍が撤去された。
現在新たな檀家によって維持されているという。
ー記事参考「 転法輪」ー
庭園入口。
拝観無料だが、庭へは下りられない。
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